全米野球記者協会(BBWAA)が16日(日本時間17日)、今季のMVPを発表し、ナ・リーグはブレーブスのロナルド・アクーニャ外野手(25)が初選出された。ア・リーグMVPの大谷翔平(エンゼルスFA)と同じく投票者30人全員が1位票を入れる満票での選出だった。

この日から母国ベネズエラでのウインターリーグに出場するアクーニャは、同地の球場から同番組にオンラインで家族やチームメートと一緒に出演。「とてもエキサイトしている。とてもハッピーで、この機会を得られて特別なことだ」と喜びを語った。

メジャー6年目の今季は159試合に出場し、打率3割3分7厘、41本塁打、106打点で、73盗塁で盗塁王に輝いた。40本塁打と70盗塁を1シーズンで記録したのは史上初だった。

得票はアクーニャが満票で420ポイント、2位がドジャースのベッツ外野手で30人すべてが2位票に投じ270ポイントだった。3位はドジャースのフリーマン内野手で227ポイント、4位が本塁打王だったブレーブスのオルソン内野手で223ポイント、5位が新人王に輝いたダイヤモンドバックスのキャロル内野手で165ポイントだった。