ヤンキースとメッツとの間で「ニューヨーク・ダービー」の様相を呈しているオリックス山本由伸投手(25)の争奪戦に、レッドソックスが参入していることが確実となった。

複数の米メディアは、これまでに7球団に絞られたと報道。ニューヨークの両球団に加え、ドジャース、ジャイアンツ、ブルージェイズの5球団の名前が具体化していたが、昨季までの同僚吉田正尚外野手(30)が所属するレ軍も獲得へ動いていることが明らかになった。

山本に対しては、メ軍が先週までにオーナーのコーエン氏、スターンズ編成本部長が極秘来日して山本、家族らと会食。大本命のヤ軍はすでにブーン監督が山本と対面し、11日(同12日)に本格交渉を行う予定が判明するなど、一気にヒートアップした。いずれの球団も資金力は潤沢でもあり、総額3億ドル(約435億円)とも見込まれる争奪戦は、いよいよ最終局面に近づいてきた。