ドジャース大谷翔平投手(29)が、キャンプイン5日目の13日(日本時間14日)は走塁練習を中心に汗を流した。

午前10時頃からウオーミングアップを開始。入念に準備を終え、走塁練習に入ると、キャンプイン2日目でも使用していた「1080Sprint」で、腰にワイヤをつなげてダッシュを試みた。

すると、勢いがありすぎたのか、ワイヤがちぎれ、転倒するハプニングが発生。一瞬ヒヤリとしたが、大谷は大笑い。見守っていたロバーツ監督らも心配そうだったが、問題はなかったようで、大谷はトレーナーに抱きつき、その場を和やかな空気に変えた。

その後は走塁のスタート練習を行い、ブルワーズなどで監督を務めていたロン・レネキー氏(67=ドジャースGM特別補佐)から指導を受け、走塁コーチらとともに約48分、徹底的に盗塁の構えからスタートダッシュの練習を繰り返した。

大谷は前日、キャンプイン後初の屋外フリー打撃を行い、21スイングで10本の柵越えを放った。この日は走塁練習を中心にトレーニングを行い、打者復帰が見込まれる3月20日の開幕戦(韓国・ソウル)に向けて、順調に調整した。