右肩の張りで開幕絶望となってるメッツ千賀滉大投手(31)について、メンドサ監督は「正しい方向に進んでいる」と、順調に回復していることを明かした。6日、中継局SNY電子版が伝えた。

千賀は2月22日に受けたMRI検査で右肩後部の張りが判明。その後ニューヨークに戻ってPRP注射(自身から採取した血小板を注入して組織の修復を早める治療法)を受け、同25日キャンプに戻ったが、投球再開まで3週間を要する。同監督は「肩の強化を行っている。限られた運動の中でうまく進んでいるし、彼自身も良い状態だと言っている」と現状を説明。4月下旬から5月の復帰が予想されているが、詳しい時期については「キャッチボールなどを始めるまで分からないだろう。でも、今のところは正しい方向に進んでいる」と話した。

千賀はメジャー1年目の昨季、29試合で12勝7敗、防御率2・98をマーク。新人王では2位、サイ・ヤング賞では7位の得票を集め、今季はエースの働きが期待されている。