右肩の張りのためノースロー状態が続いているメッツ千賀滉大投手(31)が、22日(日本時間23日)からキャッチボールを再開するとメンドサ監督が13日(同14日)明らかにした。当初は15日(同16日)から再開する予定だったが、大事を取って1週間遅らせたという。

千賀はキャンプ初日から右肩の違和感が出て検査を受け、2月22日に右肩後部の張りが判明。本拠地ニューヨークに戻ってPRP(多血小板血漿=けっしょう)注射を受け、3週間はノースロー調整になるとされていた。

メンドサ監督は地元メディアに「キャッチボールを遅らせたのは、回復が遅れているということではない。彼が再びボールを投げる前に、完全な状態で安心できることを十分に確認したかったため」と説明した。

千賀はメジャー1年目の昨季、12勝7敗、防御率2・98、202奪三振と好投。今季は開幕投手となることが期待されていたが、開幕は間に合わないことが確実となっている。