ドジャース大谷翔平投手(29)が18日、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンとともにMVPトリオで専門局「MLBネットワーク」のインタビューに登場。3人の関係性などについて冗談も交えながらさまざまな質問に答えた。

インタビューはドジャースのキャンプ地で収録されたもので、元マリナーズのハロルド・レイノルズ氏がインタビュアーを担当。3人の中で誰が最もおしゃべりかと問われると、大谷が開口一番「Not me(僕ではないですね)」と笑顔で回答。そしてベッツとフリーマンのやりとりがあった後に「フレディ」と答えていた。

初めて大谷を見たときのことについて、ベッツは「多分アナハイムで先発投手として対戦したとき」と、レッドソックス時代に対戦した18年4月17日のエンゼルス戦を挙げ「最初の打席でホームランを打ったね」とにやり。「(本塁打は)クールだったけど、それよりも彼が打つのと投げるのを見て『Oh my gosh』って感じだったよ」と答えた。7億ドル(当時レートで約1015億円)の契約を手にしたことには「ワーオとしか言えなかったね。ふさわしい契約だと思う。彼のような選手は試合でもグラウンド外でもいない」と称賛した。また、フリーマンは10月に何が起きるかと問われ「ショウヘイをプレーオフに連れて行かないとね」とコメントした。大谷の結婚について話題が移ると、ベッツは夫婦円満のかぎとして「ただ『Yes』と言うこと」とアドバイスを送り、笑いを誘っていた。

大谷は昨年10月に2度目の右肘手術を受けた影響で、今季は打撃に専念する。それが打撃に良い影響を与えるかとの質問には「それ(二刀流)を基本的にやってきているので、リカバリーという意味ではプラスになるかもしれない。どうなるかはわからない。自分でも楽しみにしている」と話した。