右肩の炎症でノースローが続いていたメッツ千賀滉大投手(31)が、医師からキャッチボール再開の許可が出たと、21日付の地元専門テレビ局SNY電子版が伝えた。

メンドサ監督は「センガは状態がいいと感じている。再検査の画像も、非常に安心できるものだった。炎症はなくなっている」と話し「医者からゴーサインが出た。あとは球団内部で状態を確認し、筋力や肩の強度のテストをすべてパスすればスローイングプログラムを再開できる。すべて問題なければ、来週になるだろう」と話した。

千賀はキャンプイン直後の2月22日に医師の診断で右肩後部に張りが見つかり、その後自身から採取した血小板を注入して組織の修復を図る「PRP注射」を受け治療に専念。ノースロー状態が続いていた。メジャー1年目の昨季は29試合に登板し12勝7敗、防御率2・98、202奪三振と活躍した。