ドジャース大谷翔平投手(29)が25日に行った元通訳の水原一平氏(39)の違法賭博問題に関する会見を受け、米メディアも大々的に報じた。

大谷は会見で、自身がスポーツに賭けたことはなく、水原氏のギャンブル依存や借金については20日の開幕戦直後のミーティングで初めて知り、勝手に自身の口座から違法ブックメーカーに送金されたと説明した。当初水原氏にインタビューを行ったESPNはトップページで速報し、現地記者もXで随時大谷のコメントを伝えた。米紙USAトゥデー電子版は「もし大谷が全く関与していなかったことが証明されれば、彼は単に友人を信頼してしまった同情的な人物となる。大谷が賭博を知っていた場合は、マンフレッド・コミッショナーには罰則を科す権限がある。ただ、野球には賭けていないとされているため、罰金以上の処分は科されない。しかし、仮に大谷が罰金を科されたとしても、大谷の評判が落ち、ワールドシリーズ制覇を目指すドジャースに水を差すことになるだろう」と、大谷が関与していた場合の罰則について指摘。

また、米ヤフースポーツは『「大谷が水原を助けた」から「水原が大谷から盗んだ」というストーリーの変化は無視できない。また、大谷が自分の銀行口座から総額400万ドル以上の送金があったことを知らなかったという説明も受け入れがたい』と論じている。

【会見】大谷翔平「彼が僕の口座からお金を盗んで、うそをついていた」水原一平氏の違法賭博問題>>