ドジャース大谷翔平投手(29)が、元通訳・水原一平氏(39)のスキャンダルに関する会見で状況説明をしたことに関して、チームメートたちがその落ち着きぶりに称賛の声を上げていると26日付のロサンゼルス・タイムズ電子版が伝えた。

水原氏は違法スポーツ賭博の借金を返済するため、大谷の銀行口座から450万ドル(約6億7500万円)を盗んだことが判明。大谷は25日(日本時間26日)に、スキャンダル発覚後初めてメディアの前で約12分の会見を行い、状況を説明した。

会見には球団幹部や一部のチームメートも同席し、大谷を見守った。「キケ」ことエンリケ・ヘルナンデス内野手(32)は「トラブルへの対応の仕方が僕よりはるかに優れている。とんでもない裏切り方をされた。それでも仕事に出てきて、何事もなかったように…。野球に影響しないようどう対応するかということに、彼は本当に素晴らしい対応をしている」と称賛。

フレディ・フリーマン内野手(34)は「彼の私生活に関する問題だよ。みんな知りたがっているのは分かる。昨日、彼が話したことで、騒動が収まることを願う。会見の後に彼を見たら、話すことができてほっとしていたような感じがする」と話した。

マックス・マンシー内野手(33)が「僕らみんな、彼の味方だ。彼は僕らに直接、真実を話してくれた。彼を100%信じる」と気遣い、ミゲル・ロハス内野手(35)が「彼はクラブハウスで素晴らしいチームメート。彼の気持ちを代弁することはできないが、同僚として彼が今直面していることは、あまりにも大変なこと。できるのは、そばにいて力になることだけ」と話した。

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