元ロッテ井口資仁氏が、YouTubeチャンネル「スポーツナビ野球チャンネル」に出演し、教え子の佐々木朗希投手(23)について語った。
佐々木は5月9日(同10日)のダイヤモンドバックス戦登板後に肩に違和感があることを明かし、IL入り。右肩のインピンジメント症候群とされている。
ロッテ入団時に監督を務めていた井口氏は「(一般的に投手が)毎年ケガするのが大体これくらいの時期。肩痛いとか肘痛いとかなる時期に、中5日にしてしまったのが、故障につながってしまったと思う」と話した。
佐々木はIL入りした翌日の会見で「痛み自体は2登板前ぐらいから」と明かしていた。デーブ・ロバーツ監督(53)は5月16日(同17日)に「コミュニケーションは双方向で成り立つものだから、選手が言ってくれなければ我々は分からない。ロウキには、もっとオープンに話してくれれば、球団がそれによって選択肢ができるのだと学んでほしい」と、異変を訴えなかったことに対して注文を付けていた。
井口氏は、佐々木がケガを隠していたのか、というテーマに言及。「(痛みは)我慢はしないですよ。彼は痛かったり違和感があったりすると必ずすぐ言うタイプ。そこまで重症なケガではないと思う。張ってるとかでも絶対に報告する選手。隠してたということは絶対にないと思う」と話した。
性格面についても「めちゃくちゃ真面目ですよ。自分が思ったことは全部言いますし、ちゃんと会話します。我々の言ってることも聞き入れる」と語った。
佐々木が一人前のメジャーリーガーになるまでについては「3~4年はかかる。1年間まだ投げきってない選手ですし、向こうでいろんなモノを吸収しながら、本人の目指すサイ・ヤング賞に向かっていくと思うので、3~4年はかかると思いますね」と期待した。
ロバーツ監督はこの日、佐々木のリハビリが進んでいないことを明かした。試合前の会見で佐々木の現状について問われ「特に新しい情報は入っていない。今はただ、腕を動かしている段階。彼はまだ、今よりも強度を上げて投げられるとは感じていないと思う。現状のままだ」と話した。
マーク・プライアー投手コーチは佐々木に必要なものは自信だと話していたが、自信を高める鍵は何かと問われると「一番大事なのは、健康を取り戻すこと。健康に戻り、自分の投球をして痛みもなくなれば、自分の球を信じることができるようになる。コンスタントに打者をアウトにできる球を投げられるようになる」と見解。
強度を上げられないのはまだ肩に違和感があるのかと問われると「違和感があるのか、ただまだ自信を持てないだけなのかは分からない。ただ強度を上げられない」と話した。
メジャー1年目の今季は8試合に登板し1勝1敗、防御率4・72としている。



