ドジャース佐々木朗希投手(23)が、圧倒的な投球でサヨナラ勝ちを呼び込んだ。
佐々木は1-1の8回から登板。前日2本塁打のカイル・シュワバー外野手(32)を98・8マイル(約159キロ)で右飛、MVP2度のブライス・ハーパー内野手(32)をカットボールで三飛、アレク・ボーム内野手(29)は、100・7マイル(約162キロ)で二ゴロに打ち取った。
9回にもマウンドに上がり、メジャー初のイニングまたぎ。先頭ブランドン・マーシュ外野手(27)を100・1マイル(約161キロ)で二ゴロ、J.Tリアルミュート捕手(34)を100・2マイル(約162キロ)で空振り三振、マックス・ケプラー内野手(32)を三飛に打ち取った。
ドジャースは9回でのサヨナラならず、延長戦へ突入。佐々木は3イニング目のマウンドにも上がった。先頭カステラノスを三ゴロ、ストットを98・9マイル(約159キロ)で空振り三振、ターナーを右飛に打ち取った。
3イニングを36球、ノーヒット2奪三振のパーフェクトピッチングだった。
佐々木の快投で重苦しい展開を吹き飛ばすと、チームは延長11回に劇的なサヨナラ勝ち。リーグ優勝決定シリーズへの進出を決めた。
【佐々木の一問一答】
-10回を投げ終えた時のファンの歓声を聞いて
「3イニングを抑えられてよかったなと、ホッとした気持ちです」
-日本のプレーオフと比べてドジャースタジアムでのプレーオフは
「盛り上がり自体は、日本もアメリカも(レギュラー)シーズンとは違ったものがありますし。先にフィラデルフィアの方でいい経験ができたので。今日は緊張しすぎることなく、いつも通り入れたかなと思います」
-球の質が戻って自信を取り戻したか
「ストレートの強さとスピードとコントロールが、自分の中でいいラインができたので、ゾーンで勝負できるようになりましたし。その分、変化球もより生きていく感じは感じるので、それがゾーンで勝負できる要因かなと思います」
-球団から球速を上げるためのアドバイスを聞いて、何かが開花したのか
「マイナーでリハビリをしている時の、マイナーのピッチングコーチというか、その人としゃべって。その人がどう思ってるかっていう、投球フォームに関して。そこでまず話を聞いて、その中でどうアプローチしていくかはまた別の話で、どこが問題かっていうところの話を聞いて。自分の中でうまくいってないところと一致する部分があったので。そこからアプローチはまた別ですけど、そこでお互い問題というか、悪くなってる要因のところは一緒だっていう確認ができました」
-高校時代やロッテ時代は個人にフォーカスされることが多かった。今回チームとして節目を達成した一部になれたことは
「日本とアメリカの違いは、日本はリーグ優勝が重要視されるもので。アメリカではポストシーズンでワールドチャンピオンになることが重要視されてるので、そこの違いは感じてたので。(レギュラー)シーズンも大事で、ただ今年は全然貢献できなかった分、残されたシーズンで自分のできることをチームに貢献したいと思ってたので。そういった意味では、今は少しですけど貢献できて良かったなとは思ってます」
-投げてる間の感覚は
「緊張感は登板ごとに、最初よりは減ってはいるので、いい緊張感の中で投げられてますし。ゾーンに入るとかではなく、自分がこうしたらいいパフォーマンスを出せるっていう技術的なところで信頼できるものが今はあるので。それが自分の心を落ち着かせて、パフォーマンス出せる要因なんじゃないかなとは思います」
-先月のインタビューで、大船渡時代の投球を見て、ホテルの部屋でシャドーピッチングをしていると。そこからここに来るまでの道で一番印象に残ったことは
「自分の中でこれかなって思った時の、ホテルでのシーンかなと思います」
-緊迫した試合展開で何を考えていたか
「試合前に、今日は2イニングあるかもしれないってことを言われてたので。(9回から)逆算して8回からかなとは、あって8回からかなと思ってたので。試合展開を見ながら、最初バンダが準備をしていて、それでもイニング途中でも呼ばれるかもと思って準備をしていて。そしたら結構急に、同点になったタイミング言われて、いつもより準備が少ない中でやってしまったんですけど、なんとかすぐにスイッチを入れて、試合に挑めたかなと思います」
-ポストシーズンは楽しめているか
「まずは健康で、パフォーマンスできていることに本当に感謝してますし。その中で徐々に、自分らしく投げられてることには喜びを感じます」
-2イニング目から3イニング目に行く時の体の状態は
「体調は良かったですし、特に疲れもなかったので。そこら辺の心配はなくて。次の回に回ってくるバッターを想定して、どういう進め方でいくかとか、そういうことを考えてました」
-シャンパンファイトで、ロバーツ監督が「ロウキに乾杯」と
「本当に(レギュラー)シーズンで何もできなかった分、少しでもチームに貢献したいという気持ちと。その中で個人としては、来年につながる何か、あのまま終わるよりはポストシーズンでいろいろ経験してっていう思いがあったので。今は少しずつですけど、そういった感覚はあるので、よかったですし。チームのために今は働けてるので、そこはよかったなと思います」



