ホワイトソックス村上宗隆内野手(26)が、敵地でのエンゼルス戦で3試合ぶりの14号2ランを放ち、再びヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手と並んで本塁打数メジャートップタイに浮上した。防御率両リーグ1位の好投手から、中堅を守るトラウトの頭上を越える豪快な1発をたたき込んだ。年間64・8本ペースと、驚異的な勢いで本塁打を量産している。

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村上が一足先に14号を放っていたジャッジと並んで再びメジャートップに立った。「2番一塁」で出場し、2点リードの4回1死一塁で迎えた第3打席。カウント2-2から、この試合まで防御率0・84で3、4月の月間MVPにも輝いたエンゼルスの先発右腕ソリアーノの外角高め98・1マイル(約158キロ)の直球を振り抜いた。前回4月28日の初対戦では3三振を喫していただけに「前回の対戦があったので、ある程度球種もイメージできましたし、タイミングもイメージしながらいきました。打線として崩せたので良かった」と雪辱を果たした。

メジャー移籍時には速球への対応が懸念されていたが、好投手の速球をきっちり捉えた。98マイル(約158キロ)以上の球を本塁打にしたのは、4月17日のアスレチックス戦で放った6号満塁弾に続いて2本目。今季は98マイル以上の投球を本塁打にした選手は23人いるが、唯一村上だけが2本以上を記録している。さらにこの日の投球は外角高めに外れており「ああいう少し高めのボール球を打てたことはすごく自信にもなる」と胸を張った。

第1打席では四球を選び、第4打席ではメジャー初となる二塁打を強烈に右翼線へ運んだ。「久しぶりに二塁打を打ったので、ベースターンが難しかったです」。さらに第5打席でも中前打を放って3安打2打点。6試合ぶりにマルチ安打も記録した。

直近2試合は無安打と当たりが止まっていたが、再び打撃が上向いてきた。チームもここ7戦6勝で最大7あった借金を1まで減らし、勝率5割は目前。村上は「この状態をキープして常に前を向き、勝ち続けていけるようにしたい」と力を込めた。

▼本塁打以外の長打 村上が6回の第4打席で右翼線二塁打を放ち、初めて本塁打以外の長打を放って長打の連続本塁打が14本で途切れた。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、キャリア初長打から長打が14本連続で本塁打だったのは、16年に記録した元オリックス、ソフトバンクの李大浩(マリナーズ)の10本を上回り史上最長。

▼歴代3位 デビューから35試合で14本塁打は、17年ライス・ホスキンス(フィリーズ)の18本、18、19年のアリスティデス・アキーノ(レッズ、元中日)の15本に次いで3番目。

【動画】村上宗隆14号! バックスクリーン弾でジャッジに並びメジャートップタイ'});">【動画】村上宗隆14号! バックスクリーン弾でジャッジに並びメジャートップタイ