<アスレチックス10-6レンジャーズ>◇17日(日本時間18日)◇オーバーストックドットコムコロシアム

 レンジャーズのダルビッシュ有投手(27)がまたもやアスレチックスの前に屈した。5回を投げて8安打5四球8奪三振で7失点(自責4)で3敗目(7勝)。防御率は2・39となった。

 味方打線が先制に成功した初回は、通算4本塁打を浴びているモスを空振り三振に仕留めるなど無失点に抑え、快調な滑り出しをしたかに見えたが、2回に先頭ラウリーから3連打と失策で2失点。対戦投手に球数を投げさせるア軍打線のスタイルにはまり始めた。

 今季最多5四球を記録するなど回を追うごとに制球が乱れ始め、3回から5回までは毎回失点。味方打線が追加点に成功して3-5で迎えた6回、先頭打者に四球を与えた後、次打者のゴロを二塁オドールが悪送球し、無死一、二塁となったところで、99球で降板した。この回2死からマウンドに上がった3番手が3ランを浴び、ダルビッシュの残した走者が1人生還したため、7失点(自責4)となった。

 ダルビッシュは「全体的にコントロールはあまりよくなかったと思います。前回の登板もそうですけど、完全に自分の状態のせいなので、相手のアプローチがどうというよりも、自分の問題だと思います」と話した。