ワールドシリーズ第3戦を翌日に控えたレイズ岩村明憲内野手(29)が24日(日本時間25日)、敵地フィラデルフィア(米ペンシルベニア州)に入った。正午にフロリダ州タンパをたち、午後3時に到着。午後5時30分からフ軍本拠地のシチズンズバンクパークで練習を行った。

 同球場はほぼ正方形に近い形をしており、右中間と左中間の膨らみがまったくない典型的なヒッターズパーク(打者有利な球場)。第3戦の相手先発が軟投派のモイヤーということもあり、ともすれば長打を狙いがちになりやすい球場だ。

 だが岩村は「狭いからといってホームランが出る訳じゃない。結果的にホームランになればいいと思っている。自分がやらなきゃいけないことは狭い球場に行っても、広い球場に行っても変わることはないです」。これまで同様、相手投手にできるだけ多くの球を投げさせ、得点にからむ活躍を目指す。