<ワールドシリーズ:フィリーズ5-8ヤンキース>◇第3戦◇31日(日本時間11月1日)◇シチズンズバンクパーク

 昨年のワールドシリーズでMVPに輝いたフィリーズの先発左腕ハメルズが、まさかの大量失点で5回もたずに降板した。4回にロドリゲスに浴びた2ランは「ポップフライでアウトにしたと思った」と苦笑い。5回の3連打などについても「ペティット、ジーターに打たれたのは悪い球ではなかった。なぜ打たれたのか分からない」と首をひねった。4回1/3を5安打5失点で降板した左腕に、マニエル監督は「3回までは本当によかったのに」と落胆した。一方で攻撃陣は主砲ハワードが3三振を含む4打数無安打。「まだパニックにはなっていない」と言葉少なだった。