日本ハムの高卒ルーキー浅間大基外野手(19)が、プロ入り初のサヨナラ打を放った。

 延長11回1死一、二塁で右中間を破る劇的二塁打。ソフトバンク柳瀬の甘く入った直球を完璧に捉えた。パ・リーグ覇者相手に2試合連続のサヨナラ勝利を演出。2位で進出を決めているクライマックスシリーズへも、勢いづくようなドラマの主役になった。

 お立ち台では「サイコーに、うれしいです!」と、絶叫。最年少だけに三塁側ベンチで重圧が、かかっていた裏話もポロリ。「延長に入ってから先輩方に、早く試合を終わらせてくれと言われていたので…」と初々しく明かし、会心の活躍をかみしめていた。