大体大(関西5連盟第2)が延長タイブレークで敗れ、02年以来の初戦突破はならなかった。

 3回2死満塁から青木聡汰外野手(3年=橿原学院)の中前打で2点を先制。だが8回にバッテリーミスもからんで同点に追いつかれ、9回で決着がつかずタイブレークに突入。1点を先行された10回裏は青木の内野安打で追いついたが、11回にまた2点を勝ち越された。その裏の代打策は実らず、力つきた。

 1人でチームの全3打点をたたき出した青木は「だいぶ抑えられてしまった。菅原さんが抑えて、得点を重ねて勝ってきたチーム。あと1本というところで抑えられてしまった。タイブレークやナイターの対策もしてきましたが」と無念の表情で声を絞り出した。