中日森繁和監督(62)が8日の練習後、約20分間にわたって記者の囲み取材に応じた。1度の取材時間としては今キャンプで一番だ。記者は細かく詰めてノートに書き留めているが、初めて4ページにおよんだ。“速記”による右手首の張りも一番だった。

 北谷キャンプを侍ジャパンの小久保監督が視察。日本代表の平田良介外野手(28)がシート打撃でタイミングよく「満塁アーチ」を放てば、ドラフト2位京田陽太内野手(22=日大)は好走塁連発で猛アピール。高橋周平内野手(23)が足の故障で別メニュー、初のシート打撃で投げた8投手の評価などなど、振るべき話題が一番多い1日だったこともある。

 通常の問答だけでなく、朝のジョギングの話、担当記者いじりなど雑談もいつもより長め。一番目指して戦うシーズン中も、名セリフを期待したい。【中日担当 柏原誠】