先発薮田が好投し、攻撃陣は少ない好機を確実に得点につなげ、西武に先勝。交流戦開幕星で6連勝の広島緒方孝市監督(48)の談話は以下の通り。

 -先発薮田が好投。

 緒方監督 良かったね。今季初先発で球数を考えていた中で予想以上というか、テンポよく(投げてくれた)。初回は球数がかかったけど、そのあと行ってくれたからね。予定をしっかり投げてくれたのは大きかった。

 -走者を出しても要所を締めた。

 緒方監督 中継ぎで行くよりは余裕じゃないけどね。中継ぎで投げたときは1点もやらないと、自分を窮屈にするように投げていることで持ち味を殺していたところもあった。今日は先発で点は与えたくないだろうけど、大胆に行くところは大胆に行って、力みも見られなかった。

 -次回以降の起用。

 緒方監督 先発の頭数が足らないから行ってもらう。もう先発よ。しっかり結果を残しているんだから。ただ、いきなり球数を増やすことはできない。次は100球ちょっとになるかな。投球内容にもよるけどね。

 -野手は少ない好機で得点。

 緒方監督 ワンチャンスで先制できたのは大きかった。(4回無死一塁から菊池に犠打は)いろいろ作戦はあるから。その中の1つが結果につながった

 -守り勝つ野球で幸先いいスタート。

 緒方監督 今日はね。こういうのをしっかり続けていきたい。