不振にあえいでいた日本ハム中田翔内野手(28)が、逆転の2点二塁打で勝利を呼び込んだ。

 本来の4番から、プロ初の3番での先発出場。1点を追う8回1死二、三塁で、巨人マシソンの151キロを左中間にはじき返した。二塁上では右手でガッツポーズを披露し、喜んだ。

 直近5試合で20打数3安打と低調だったが、22打席ぶりのタイムリーが貴重な決勝打となった。「(打順変更も)いつも通り仕事をしようと思って打席に入った。意地でも打ちたいと思っていた。(栗山)監督の(通算)400勝につながってよかった」と話していた。