西武がサヨナラ負けを喫した。6-5と1点リードで迎えた9回2死一塁。クローザーの増田達至投手(29)が、代走から出場していた福田にサヨナラ2ランを浴びた。

 3球直球を続け、カウント2ボール1ストライクとした後、132キロの変化球が甘く入った。

 辻監督は「見ての通り。初めて言わせてもらうと、何であそこでスライダーなのかな。2死を取って、安打はいいんだから。(打者は)スライダーを待ってない。真っすぐを待ったタイミングで、スライダーが甘いところに来たから(振った)。バッティングカウントだから、真っすぐを強く振ろうと。追い込んでからワンバンならまだ分かるけど。あそこでスライダーの意味が分からない」と配球を疑問視した。

 最大4点リードを逆転され、痛い黒星となった。