1点を追う終盤7回に代打新井の2点適時二塁打で逆転し、中田、中崎、今村のリレーで逃げ切った。6回3失点の先発野村が4勝目。チームは交流戦明け3連勝で貯金を今季最多19とし、2位阪神とのゲーム差も最大6に広げた。広島緒方孝市監督(48)の談話は以下の通り。

 -終盤に新井が逆転打。

 緒方監督 いいじゃない。今日は新井さんを書いてあげて。

 -つなぎの攻撃で今季24度目の逆転勝利。

 緒方監督 4番に本塁打を打たれて流れが悪くなった中で、会沢のポテンヒットがスタンドに入った(結果エンタイトル二塁打)。(スタンドに)入らなければ一塁走者安部も(本塁に)かえってきた流れができていたものが、できなかった。流れが悪いなという中で新井がチームに流れを呼び込む打撃をしてくれた。

 -先発野村投手も苦しみながら、6回3失点。

 緒方監督 相手打線も強いからね。ちょっと甘く入ったら打たれる。筒香の本塁打は打った筒香がすごいんだけど。その中で6回3失点は結果的に試合を作ってくれた。

 -DeNA先発浜口に、過去2試合とは違う打線で臨んだ。

 緒方監督 2試合負けてはいないけど、そこまで苦しめられたわけじゃない。打撃コーチもそういうプランを持っていた。その中で打線が粘り強く攻撃をしてくれた。