自らを「ギータ(柳田)のようなパワーはないが、(外野の)間を抜く打球が持ち味」と分析する。15年にホームランテラス席ができてからは、外野のサイズ縮小を最大限に生かし、本塁打を量産してきた。「200本を打った人はあまりいないので自信にしたいが、ここで満足せず、これからも勝利に貢献できる本塁打を打っていきたい」。松田はこれからも熱い心でアーチを重ね、ファンとともに「熱男」と叫び続ける。【福岡吉央】

 ▼通算200本塁打=松田(ソフトバンク) 27日の日本ハム10回戦(ヤフオクドーム)の4回、高梨から今季12号を放って達成。プロ野球101人目。初本塁打は06年4月22日のオリックス5回戦(大阪ドーム)で松村から。

 ◆打ち直し弾メモ リプレー検証でファウルとなった打席で本塁打を打ったケースには14年9月24日角中(ロッテ)16年7月9日岡島(楽天)がある。角中は日本ハム戦の5回2死から右翼ポール際への打球がファウルと判定され、試合再開直後の1球目を右中間に運んだ。岡島はソフトバンク戦の8回1死から右翼ポール際へ打ちベースを1周するも、リプレー検証で判定が覆り、再開後2球目を右翼席中段へ。