苦境のチームを救った。ヤクルト山田哲人内野手(24)が4年連続の2桁本塁打となる10号ソロを放ち、連敗を3で止めた。2試合連続の1発はワンバウンドして場外に飛び出る、豪快な一撃。20年東京五輪の野球・ソフトボールの会場となる福島あづま球場で最高の予行演習となった。6回には4番雄平外野手(33)が右手首を痛めて途中交代。負傷者が続出する中、勝利への重責を担う。
自画自賛の打球は5秒間の滞空時間を経て“場外”へと消えた。1回2死走者なし。山田の体には練習での感触が残っていた。「杉さん(杉村打撃チーフコーチ)のボールみたい。練習通りに打てた。久しぶりに完璧なホームラン」。巨人大竹寛の106キロの緩いカーブを呼び込んで、とらえた。
左足を踏み込んでからグッと1拍置き、ねじ切れんばかりにスイング。「すごく良い状態とそっくり真っすぐを待ちながら変化球を止まって打てた」と、左翼スタンド最上段に突き刺したボールはワンバウンドして球場外へと消えた。



