【セ・リーグ】

◆中日打線つながりマツダ初勝利、広島は反撃及ばず

＜広島５－８中日＞◇２１日◇マツダスタジアム

　広島は１回に松山の適時打で先制。しかし先発ジョンソンが３回途中６失点ＫＯで逆転を許した。３回に１点奪いかえし乱打戦に。

　中日は５回に広島２番手九里からゲレーロが２５号ソロを放ち追加点。広島も５回に菊池の９号ソロで１点を奪った。

　広島は７回、８回にも得点したが及ばなかった。ジョンソンが３敗目。中日は打線がつながり、マツダスタジアムで今季初勝利。バルデスが６勝目、田島が２５セーブ目を挙げた。

◆阪神ロジャース２発！秋山８勝目、ヤクルト14連敗

＜ヤクルト１－１１阪神＞◇２１日◇神宮

　阪神は２回に福留のソロで先制。ヤクルトは１回１死二塁から坂口の中前打で走者山田が本塁を狙うも憤死。好機を生かせない。

　阪神は４回にロジャースの来日１号となる２ラン、６回にも２打席連続の２ランなどで７点リード。ヤクルトは６回まで無得点。

　阪神はロジャースが５打点、先発秋山が１失点完投と投打がかみ合い連敗を２で止めた。ヤクルトは今季最悪の１４連敗となった。

　阪神秋山が８勝目。ヤクルト・ブキャナンは７敗目。

◆ＤｅＮＡ－巨人は引き分け　走者出すもあと１本出ず

＜ＤｅＮＡ３－３巨人＞◇２１日◇横浜

　ＤｅＮＡは先発井納が好投。２回まで３者凡退に抑えた。巨人田口も負けじと、３回まで１安打無失点に抑えた。

　巨人は４回無死一塁で坂本が先制２ラン。さらに亀井のタイムリーで追加点。ＤｅＮＡはその裏から毎回１点ずつ返し同点とした。

　巨人は９回に２死一、二塁の好機も得点できず。ＤｅＮＡもその裏は３者連続三振に倒れた。試合は３－３のまま延長戦に入った。

　巨人は延長１２回に敵失で走者を出すも無得点に終わった。その裏、ＤｅＮＡも敵失で走者を出すも無得点。引き分けに終わった。

【パ・リーグ】

◆楽天島内がサヨナラ打　オリックス平野打たれ３連敗

＜楽天４－３オリックス＞◇２１日◇Ｋｏｂｏパーク宮城

　オリックスは３回２死二塁から小島の中前適時打で先制。先発金子は３回まで無安打無失点。楽天先発は古川。

　オリックスは５回に伊藤、小島の連続適時打で３点のリード。楽天は５回にウィーラーが、２１号ソロで１点を返した。

　楽天は２点を追う７回にウィーラーの適時打で１点差に迫り、８回に岡島の３号ソロで同点とした。試合は延長戦に突入した。

　楽天は延長１０回裏２死二塁から、島内の右前打でサヨナラ勝ちを収めた。５番手の福山が６勝目。オリックスは平野が打たれ６敗目、チームは３連敗となった。

◆ソフトバンク今季８度目４連勝　ロッテ連勝ストップ

＜ソフトバンク２－１ロッテ＞◇２１日◇ヤフオクドーム

　ロッテは初回１死二塁から角中の中前適時打で１点先制。ソフトバンクもその裏に１点を挙げ同点に追いついた。

　ソフトバンクは５回２死三塁から明石が中前に弾き返し勝ち越しに成功。ロッテは４回から６回まで無安打に抑えられた。

　ソフトバンクが１点差を守りきった。チームは今季８度目の４連勝。千賀は８勝目、サファテは３０セーブ目を挙げた。ロッテは２連勝でストップ。涌井は７敗目。

◆西武連敗３でストップ　菊池９勝目、メンドーサ７敗

＜西武８－５日本ハム＞◇２１日◇メットライフドーム

　西武は１回に浅村の１０号ソロで先制。日本ハムは直後の２回２死三塁から石井一の適時二塁打で同点に追いついた。

　西武は４回に外崎の２点適時打で勝ち越し。５回にメヒアの適時二塁打などで２点、６回も３点を加え５点リードで終盤に入った。

　西武は７回途中から継投で日本ハムの反撃をしのぎ、連敗を３でストップ。先発菊池はハーラートップタイの９勝目を挙げた。日本ハム・メンドーサは７敗目。