右脇腹筋挫傷からの復帰を目指す阪神糸井嘉男外野手(36)が、15日ウエスタン・リーグのオリックス戦(鳴尾浜)で実戦復帰することが11日、明らかになった。掛布2軍監督が「順調そうだよね。15日のゲームに出る予定でやっている。3打席を考えています。普通に守らせるよ、ライトでね」と右翼でのスタメン出場を予告した。

 この日は鳴尾浜でのフリー打撃で計53スイング。前日10日の2倍となる、12発の柵越えを放った。4連続でスタンドに放り込むなど、安打性の当たりは31本。故障を感じさせない、鋭い打球を飛ばしていた。打撃練習を見届けた藤本トレーナーも「(ここまでは)順調ですね」と復帰プラン通りにきていることを示唆。まさかの負傷離脱から約1カ月。8月中の1軍復帰へ、いよいよ超人が動きだす。