阪神が連夜のサヨナラ負けを喫した。

 3点リードの8回にマテオが3連打を浴び、守備の乱れも重なって、一気に同点に追いつかれた。延長11回には7番手の石崎が会沢に右翼越えのタイムリーを浴び、力尽きた。2戦とも勝利を目前にしながら、広島の粘りに屈した。

 金本知憲監督(49)は「ここは本当に…、なんていうのか…。そういう風が吹いている、向こうに。強い風は止められない、どのチームも」と敵地マツダスタジアムの雰囲気にうなった。