地元で決めるで! 優勝へのマジックを5としている広島は、今日12日からマツダスタジアムでDeNAを迎え撃つ。チーム最年長の新井は91年以来の地元胴上げを熱望。「相手もあることなので、自分たちではどうしようもないところもある。でもそれはやっぱり地元でね。たくさんの方が応援してくれる中で決められればという思いはある」と意欲を示した。

 地元の熱の高さは、身をもって経験している。91年当時は広島の中学生。記憶にはしっかりと残っており「もちろん見ていた。市民球場でビールかけね。もちろん覚えている」と振り返る。DeNA戦は打率2割9分で1本塁打で、16日から2連戦を戦うヤクルトも今季2割8分6厘で2本塁打と好相性。昨季は優勝のウイニングボールを遊撃田中からの送球でつかんだ男が、広島を地元優勝へと導く。