胃がんの闘病から復活を目指す広島赤松真人外野手(35)が18日、阪神戦(甲子園)に駆けつけ、リーグ連覇の輪に加わった。菊池に肩を組まれるなど、喜びを分かち合い「不思議な感じです。自分は貢献できなかった。こういう病気で、ついていっただけ。複雑は複雑。うれしいのはうれしいです」と振り返った。

 昨年末に胃がんを公表し、1月上旬に切除手術を受け、入院をへて、リハビリに入っていた。すでにユニホームを着て、2軍の練習にも参加している。ナインの奮闘を見届け「励みになりました。みんな、応援してくれている。頑張ることが恩返しになる」と話した。