3位争いを演じていた巨人が阪神に敗れ、広島に勝利したDeNAの3位が確定、巨人のBクラス(4位以下)が決定し、11年連続CS進出(3位以上)が消滅した。

 巨人のBクラスは2006年以来となった。

 巨人は4本柱の1人、田口が先発したが、3回、阪神糸井と大山の適時打で3点を先制された。巨人は4回、村田の14号ソロと小林のスクイズで2点を返し1点差とした。

 しかし、前日に危険球退場の2番手畠が5回に上本と糸井に連続本塁打を許し突き放された。

 3点を追う巨人は土壇場9回に亀井と宇佐見の適時打で2点を返したものの本拠地最終戦で、わずかに1点届かなかった。

 今季は史上初となるシーズン13連敗から後半巻き返しを図ったがおよばなかった。最終戦セレモニーで高橋由伸監督は「前半戦の苦しい戦いがあり、後半戦に入り選手の頑張りでCS争いまできたが…、ここにある現実を受け止めて前に進んでいきたい」と話した。