オリックス吉田一将投手(28)が7回途中2安打2失点の好投を見せた。2年ぶりに先発した前回9月29日ロッテ戦でプロ初完投で完封を飾った右腕は、この日も4回まで無安打投球。3点リードの5回、中村晃にソロを許したが、緩急をつけて凡打の山を築いた。

 「立ち上がりからストライク先行で、バッターにどんどん攻めることができたと思います。しかし、7回は先頭へのフォアボールが失点にもつながりましたし、次につながるように、そういったところをしっかりと反省したいと思います」

 13年のドラフト1位が、先発として、また自信をつけた。