ヤクルトの来季1軍ヘッドコーチに就任する宮本慎也氏(46=日刊スポーツ評論家)が7日、宮城・気仙沼市内で野球教室を行い、その後、障害者支援施設の只越荘を訪問した。只越荘では和やかな雰囲気で利用者との質疑応答をするなど、つかの間の時間を楽しんだ。11年の東日本大震災により復興支援の面もあり「こちらの強さを感じる。完全復興はまだだが、縁があった気仙沼で活動を続けていければ」と話した。

 また前日6日にはヘッドコーチとして古巣復帰が発表され、利用者や職員に大きな拍手を受けて祝福された。意気込みを問われて「微力ながらOBとしてチャンスをもらいました。何とか1年でも早く優勝争いができるように、一致団結してやっていきたい」と話した。