CSファイナルステージ(18日開幕、ヤフオクドーム)に向けて練習を再開したソフトバンクが11日、ヤフオクドームで紅白戦(5回特別ルール)を行った。

 白組で東浜が先発登板し、4回を4安打1失点にまとめた。野手では白組7番右翼の江川が2打席連続本塁打を放つなどアピールしたが、そんな中で練習参加でファームから呼ばれた3年目の栗原陵矢捕手(21)が岡本から右翼席スタンドへ豪快にアーチを放ち、成長をアピールした。

 「打ったのはストレートです。スタンドに届いたんですか? めちゃくちゃ一生懸命に走っていたので(着弾を)見ていないんです」

 白組の10番DHで出場し、3回に巡ってきた初打席でしっかり仕留めた。途中から甲斐に変わってマスクもかぶり、1イニングを無失点。盗塁も刺した。自慢の打撃に首脳陣も好評価。CSメンバー入りも夢ではくなった。