広島は今季DeNA戦は12勝13敗と負け越しも、マツダスタジアムでの同カードは6勝5敗。6勝のうち5勝が逆転勝ちとビハインドの展開でも白星につなげている。

 リードオフマンの田中広輔内野手(28)は今季のDeNA戦でカード別最高の打率3割4分6厘をマーク。昨年のファイナルSでは12打数10安打の活躍でMVPになったが、今季も短期決戦で打ちまくるか。

 最高勝率に輝いた薮田和樹投手(25)は、マツダスタジアムで6勝2敗の好成績。ポストシーズンでは初登板となるが、シーズン通りの投球を見せられるか。DeNA戦のチーム防御率は4・51でカード別ワーストだっただけに、投手陣が相手打線をいかに抑えられるかがカギだろう。