早くも“日本ハム清宮グッズ第1号”が出来上がった。10月26日のドラフト会議で早実・清宮幸太郎内野手(18)の交渉権獲得決めた木田優夫GM補佐(49)の「黄金の左手グッズ」。16日に仮契約を終えたばかりのスーパールーキーにとって事実上の初グッズは、7球団の競合からチームとの縁をもたらしたことに由来する開運アイテムだ。

 発売されるのはフェースタオルやハンドタオル、キーホルダーなど。メインのデザインは、当たりくじを引き当てた木田GM補佐の左手。タオルなどは中指の先から手の付け根まで21センチだという本人と同じサイズでプリントされる。そこに「幸」太郎を呼び込んだゴッドハンドに「幸運」の文字も添える。幸太郎、福太郎の清宮兄弟の名前ばりに幸福感たっぷりの記念グッズだ。

 球団として“史上最強”の開運グッズにもなりそうだ。過去には10年ドラフト会議で斎藤(早大)を4球団競合の末に引き当てた藤井球団社長(当時)の「持ってる男グッズ」を発売。14年有原(早大)を引き当てた際にも、くじ引き役を務めた津田球団社長(当時)のグッズが発売されたが、いずれも競合は4球団。今回は高校生最多タイの7球団と、強運度合いも高いものとみられる。

 近日中に行われる清宮との契約後に発売される見通し。これから迎える受験シーズンにも役立つ、御利益たっぷりのアイテムになりそうだ。