巨人小林誠司捕手(28)が4日、都内の球団事務所で契約交渉に臨み、400万円増の年俸5400万円で更改した。

 今季はプロ入り自己最多の138試合に出場。開幕前のWBCでも侍ジャパンの正捕手として扇の要を務めた。同大会では打率4割5分、1本塁打、6打点の大ブレーク。シーズンに入ってからは打撃不振に苦しんだが、オールスター第2戦で初安打が初本塁打と“持ってる”ぶりを発揮した。

 今オフは年明けの1月から米サイパンで脇谷、田中貴、日本ハム大田と合同でトレーニングを積む予定。「打てないことには試合に出る機会が減るという覚悟でやっていきたい。もちろん守りも満足していないし、まだまだ足りないことばかり。リーグ優勝、日本一に貢献できるように頑張りたい」と話した。(金額は推定)