ロッテの佐々木千隼投手が6日、東京都町田市にある母校の桜美林大で2年目のシーズンに向けて練習を公開した。

 ドラフト1位で入団した昨季は4勝7敗だっただけに「規定投球回に到達し、2桁勝ちたい」と今季の目標を掲げた。

 横浜(現DeNA)で活躍し、桜美林大のコーチを務める野村弘樹氏とのキャッチボールは徐々に熱を帯びた。最後はブルペンに移動し、ベース後方に立つ野村氏のミットを目がけて40球ほど力強く投げ込んだ。「学生時代から見てもらっているのでアドバイスがしっくりくる。下半身の使い方、タイミングの取り方などやることはいっぱい」と話した。

 野村氏は「最も良かった大学3年の春ごろの感覚を思い出そうとしている。もっと生き生き投げればいい」と助言した。