女子力高めの美肌ルーキーが同世代の怪物にリベンジを誓った。最速149キロを誇るオリックスのドラフト4位、本田仁海(ひとみ)投手(18=星槎国際湘南)が8日、大阪・舞洲の「青濤館」に入寮。15年6月6日の練習試合で清宮から高校通算12本目となるソロを被弾した右腕は「同じパ・リーグですし、戦いたい。次、戦ったら抑えたい」と力を込めた。

 お肌の張りときめ細やかさは、すでに勝っているかもしれない。こだわりグッズを持ち込んだ。フランスの高級スキンケアブランド「クラランス」の商品。合計1万5000円近い洗顔、乳液、化粧水の3点セットだ。日頃から「(身だしなみを)意識している」と、肌の手入れには余念がない。「肌質ですか? そこは(清宮に)勝ってると思います!」と笑った。

 さらにスーツケースには犬のぬいぐるみ2匹の姿が…。2歳時から一緒に寝ていた「クロ」と「チャチャ」。プロ入り後もキャンプや遠征に連れていくつもり。怪物清宮とは正反対のイメージを持つ18歳だが、「自分はコントロールに自信がある。真っすぐも自信があるんで抑えたい」。本業の話題になるとキバをむき出しにした。【桝井聡】