楽天が4日に亡くなった星野仙一球団副会長(享年70)の東京でのお別れ会を3月19日に実施することで検討していることが23日、分かった。

 チームは同18日まで阪神や広島などとのオープン戦で静岡に滞在し、同日に東京へ移動する予定。20日は神宮でヤクルトとのオープン戦を予定している。空き日となる19日が、筆頭候補として考えられているようだ。チームは3月20日~25日まで東京に拠点を置く。22日も空き日となるため、候補日の1つとして考えられている。

 現時点でお別れ会は、東京と大阪の2都市での開催を念頭に準備を進めている。会場、時間などは未定で、詳細な部分を詰めていくことになる。球団関係者は「正式に決まった訳ではないが、その時期あたりになると思う」と話している。立花球団社長も以前「お別れの会を開催することが急務」と話していたように、急ピッチで話をまとめる。

 球団は前日22日に、今季のホーム開幕戦となる4月3日の日本ハム戦(楽天生命パーク宮城)で監督、コーチ、選手、スタッフ全員の約115名が「77」の背番号のユニホームを着て試合を行うことを発表した。星野副会長への追悼の意を表し、温かく送り出す。