西武菊池が26日、新たなフォーム固めを誓った。2段モーションが認められる形で野球規則が改正された。昨季は反則投球の指摘を受け、8月以降にフォーム変更を余儀なくされた。今季は2段モーションにするのか問われ「まだ、どっちにするか決めていないけど、多分、最初は2段モーションで。ただ、戻す感覚ではない。リセットされた。新しいフォームを作る意識です」と強調した。

 体の状態は毎年、変化する。2段モーションかどうかが本質ではなく、ベストなフォームを、また1から作る。前日に自主トレ先から帰国。プロ9年目を迎え、初めて3週間以上の長期にわたり米国本土で動いた。メジャーリーガーとの時間に「自分は非力だと気がついた。逆に伸びしろがある」。この日は所沢市内での出陣式。「厳しいシーズンになると思うけど、最後まで諦めずに頑張りたい」と、ファンに約束した。