NGT48長谷川玲奈(17)が神投球を披露した。試合前に角ゆりあ(17)とともにグラウンドに登場。11日にリリースされる3rdシングル「春はどこから来るのか?」のPVのPRタイムをかけて、大田泰示外野手(27)との1球勝負に臨み、見事に空振りを奪った。「不安で暴投するんじゃないかと思ったけど、マウンドに上がったら楽しくて、ストライクが取れて、うれしかったです」と笑顔。しっかりPVも大型ビジョンで放映された。

 この日の試合は「ポッカサッポロ加賀棒ほうじ茶スペシャルデー」と銘打たれて実施。ポッカサッポロが応援するNGT48を代表して来場した。新潟・胎内市出身の長谷川は、小学4年から中学3年まで男子に混ざって野球部に所属。二塁手として活躍し、レギュラーも張っていた野球少女らしい、きれいな投球フォームでスタンドを沸かせた。

 東京ドームのマウンドに上がるのは2年ぶり2度目。前回は、16年9月1日の日本ハム対楽天戦(東京ドーム)で、大谷(現エンゼルス)と対戦。この日、メジャーで3試合連続本塁打を放った強打者から、直球で空振りを奪っていた。「おととし、大谷選手に投げさせてもらってからファイターズにはまってます。その大谷選手が3試合連続本塁打ということで、すごくうれしい。勝手に(自分への)応援メッセージかなと思っていました」と、海の向こうからの“エール”も力に変えた投球で、新曲のPRに成功した。