今秋ドラフト候補で最速151キロ右腕の東洋大・上茶谷(かみちゃたに)大河投手(4年=京都学園)が、リーグ戦初先発し、完封で初勝利を挙げた。

 最速148キロの直球、2種類のスライダー、スプリットを織り交ぜ、16奪三振をマーク。今季から指揮を執る杉本泰彦監督に初勝利をプレゼントした。「後ろにすごいピッチャーがいるので、全力で投げた。初回に打線が点を取ってくれたので、緊張が和らいだ。勝てて良かったです」と安堵(あんど)した。