巨人山口俊投手(30)が連敗ストップへ、古巣斬りに挑む。

 9日、川崎市のジャイアンツ球場で投手練習に参加。先発する明日10日DeNA戦(東京ドーム)へ向けダッシュ、キャッチボールに加え、ブルペンで10球程度投げ込み、フォームの確認を行った。

 対戦するDeNAには16年まで11年間在籍。FA加入1年目の昨季は7月2日(東京ドーム)に1度対戦があり、4回9安打6失点で敗戦投手となった。「勢いがつくとどんどん乗ってくる。3番から5番の上位をいかに抑えられるか」と8日の広島戦で2打席連続本塁打を放ち調子を上げてきた3番筒香、昨季打点王の4番ロペス、同じく昨季首位打者の5番宮崎が並ぶクリーンアップを警戒した。

 チームは3連敗中。先発陣が打ち込まれ、救援陣への負担が大きくなっているだけに「1人1人全力で抑えて、ブルペンの負担を減らせるような投球をしたい」と先発の役目を果たすと誓った。