巨人岡本和真内野手(21)が甲子園プロ1号を放った。5回無死二、三塁で阪神左腕の高橋遥の高め直球を捉え、バックスクリーンに4号3ランを運んだ。

 通算73本塁打をマークした智弁学園時代は甲子園で2発を放ち、2軍戦でも16年に2試合連発しているが、1軍戦では初めての記念弾となった。高3の14年3月24日の選抜大会1回戦の三重戦でバックスクリーンと左翼に2本塁打を運び、怪物ぶりを発揮していた。「前の打席(4回の中前適時打)と同じ気持ちで打席に入りました。いい結果に結びついて良かったです」と話した。