西武は30日、鈴木葉留彦球団本部長が会見し、今井達也投手(19)の試合出場とユニホーム着用を5月1日から解禁すると発表した。ただし、1日は2軍は練習休みのため、実際は2日からとなる。

 同投手は未成年ながら喫煙していたことが、今年2月に発覚。球団は、ペナルティーとして、5月までの対外試合出場禁止と、ユニホームではなくジャージーで練習することを科した。5月の何日から試合出場が可能かは、今井の姿勢を見て決めることとしていた。

 鈴木本部長は今井本人とも話し合いを行い、今回の解禁に至った。「野球に対する姿勢が甘えたところがあった。決して、行為は許されるものではないが、彼が野球を真摯(しんし)にやっていくという気持ちが、我々にも伝わった」と説明した。