「犬鷲ど根性魂」なめんなよ。楽天が同一カード初の3連勝で、今季初の4連勝を飾った。一時は自力優勝の可能性も消滅したが、岡島豪郎選手会長(28)の「根性」キャンペーン活動が、ようやく実を結んだ。

 プレーの随所に気合が入っていた。捕手の嶋は2回の守備で左耳付近に投球が直撃しもん絶も、すぐにプレーを再開した。8点リードの9回守備では左翼の八百板が、左中間への飛球をダイビングキャッチだ。

 4月21日オリックス戦から7連敗。31試合目の6日西武戦後には、自力優勝が消滅。最悪な事態が起きる中、選手会長の岡島は「根性しかねーだろ」と言い始めた。「最初は野手。次は投手。やっぱり最後は気持ち、根性しかないから」と気持ちを1つにまとめた。

 4月15日西武戦に並ぶ今季最多タイの15安打。勢いある若手の内田が今季1号を放つなど、相手を戦意喪失になるまで打ち続けた。岡島は「言葉ではうまく言えないけど、変わった。今回の初戦も何か逆転できる雰囲気あったし。いい感じっすよ」と言い、自身の無安打には「岡島、根性ねーわ。あとはそこ」。人に優しく、自分に厳しい。こんなチームが最下位に甘んじるはずがない。なめられたまま、終わったら男じゃないっしょ。【栗田尚樹】