巨人が公式ホームページに記載されているオフィシャルスポンサーの一覧から日大の掲載を見合わせていることが23日、分かった。アメリカンフットボールのラフプレー問題で渦中にある日大から申し入れがあったという。

 前日22日の広島戦後のヒーローインタビューでは、背後などで使用されるスポンサーボードからも日大の名前が消えていた。本拠地開催でのイニング間に行われる宣伝映像の使用は未定。日大は16年からオフィシャルスポンサーとなっている。

 余波は他球団にも及んでいる。楽天は本拠地・楽天生命パーク宮城のベンチに掲載されている日大の看板を6月1日から一部デザインを変更する。関係者によれば「スポーツ日大」から「スポーツ」を外し「日本大学」と記したものを用いるという。

 DeNAも横浜スタジアムのダッグアウト前に掲示された「スポーツ日大」の広告を今日24日から、デザイン変更し「スポーツ」の要素を外す。

 ヤクルトは本拠地の神宮球場にある「日本大学」の広告のデザイン変更を検討している。日大とは15年からスポンサー契約を結んでおり、現在はバックネット裏の観客席手前部分に「日本大学」「スポーツ日大」などの広告が掲載されている。今回の騒動を受け、日大から球団にデザイン変更の申し出があったため、検討に入っている。