明日29日のソフトバンク戦(甲子園)に先発予定の阪神ランディ・メッセンジャー投手(36)が28日、甲子園で行われた投手指名練習に参加し、交流戦開幕投手へ意気込んだ。

 「もちろん、パ・リーグの選手と対戦するのは楽しみ。(交流戦は)短い期間で、長い期間は対戦することはないですが、相手チームの情報を得て、自分自身ができることをやっていきたい」

 前回登板した22日ヤクルト戦(倉敷)で7勝目を記録してから、チームは5連勝中。「自分としては前と変わらずに、自分のやるべきことをやっていくだけ。前回、自分に勝ちがついて、そこから連勝がスタートしたと思うので、今まで通りのことを続けていきたい」と冷静に語った。

 今季は交流戦前に、すでに7勝をマーク。虎の大黒柱は、先発登板9試合で8度のQS(クオリティースタート=6回以上を投げて自責点3以下)をクリアしている。来日9年目を迎える助っ人が、パ・リーグ相手にも熟練の投球術を披露する。