西武榎田大樹投手が7回5安打3失点で、自己最多となる5勝目を挙げた。

 開幕約2週間前に阪神からトレードで移籍。古巣相手に初めての登板だった。3回、4回、5回、6回と得点圏に走者を背負ったが、6回の3失点にとどめた。

 お立ち台では「最高ですね。古巣相手で、ちょっと意気込みすぎて、5回でばてて、6回につかまりましたが、なんとか7回まで投げ切れました。意識しないようにしましたが、一緒にやった人が打席に立つと、力が入ってしまいました。粘り強く投げて、野手が援護してくれました」と話した。

 また「ここに立つ姿を阪神ファンにも見せられて、良かったです」と恩返しできたことを喜んだ。阪神ファンからも拍手が飛んでいた。