中日が最下位に転落した。

 先発右腕R・マルティネスは5回1失点と試合を作っていたが、その裏の打席で大失態。

 2死走者なしから、左翼フェンス直撃のプロ初安打を放つも、スピードを緩める走塁ミスで二塁で憤死した。「自分のミス。本塁打と思った」と本人はがっくり。「あんなことをした後じゃ使えん」と森監督はあきれ顔だった。

 R・マルティネスを降板させ、6回から2番手又吉にスイッチ。しかし、7回に被弾するなどでロッテに勝ち越され、初回の1点だけで敗戦した。「1点取ってくれればの展開だったが、それがうまくいかない。相手の本塁打で決まったな」と、指揮官はため息。最下位には「そういうこともあるだろう」とぼやきは止まらなかった。